【2大黄色いティーバッグ】日東デイリークラブとリプトンイエローラベルを徹底比較!味や香りを飲み比べてみました。

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紅茶コラム

スーパーで手軽に手に入る「ティーバッグ」。

その中でも最もメジャーでお手頃なのが、黄色いパッケージの「日東紅茶 デイリークラブ」と「リプトン イエローラベル」ですよね。

「2大黄色いティーバッグ」とも呼ぶべきこのふたつを、徹底的に飲み比べてみました。

普段なんとなく飲んでましたが、同時に淹れてみると思ったより違いがあってビックリしましたよ。

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日東紅茶 デイリークラブとは

まずは「日東紅茶 デイリークラブ」の紹介から。

日東紅茶は、1927年に誕生した日本で最初の国産紅茶ブランド「三井紅茶」が元となっています。(のちに日東紅茶に改称)

会社名は今でも「三井農林」ですね。

黄色いパッケージのティーバッグ「デイリークラブ」が登場したのは1991年のことなんですって。あれ、思ったより最近な感じ。

日東紅茶 デイリークラブの中身

▼今回購入したのは25個入りのパッケージ。希望小売価格290円(税別)。小売価格はもうちょい安くて、スーパーで198円(税別)で買えました。

このパッケージ、一度開けると空気に触れちゃう作りです。開けたらチャック付き袋か缶に移さないとダメだなぁ。

▼裏には紅茶の説明と淹れ方が丁寧に書かれています。

香り高いスリランカのハイグロウンとコクのあるインドのアッサムをいかしてバランスよくブレンドしました。

豊かな香りと味わいは、ストレートティーはもちろん、ミルクティーにもおすすめです。

との紹介が。

産地は「スリランカ、インド、その他」。セイロン(スリランカ)ベースにアッサムを混ぜてる感じですね。

ティーバッグは1年を通じて同じような味になるように、季節によって配合を変えてるって聞きました。「その他」の部分にも秘密がありそう。

抽出方法はティーバッグ1袋につきお湯150cc、蒸らし時間1分です。

▼ティーバッグは紙袋に包まれた四角いタイプ。くまさんのイラストが何パターンかあってかわいい…!

リプトン イエローラベルとは

さて、こちらも有名なLipton(リプトン)のイエローラベル。

リプトンは19世紀末、トーマス・J・リプトンによって作られた英国発祥の紅茶ブランドです。現在は「ユニリーバ」が所有しています。

リプトンの紅茶が日本に初めて輸入されたのは1906年のこと。現在の三角ティーバッグの形になったのは2002年からだそう。

リプトン イエローラベルの中身

▼デイリークラブと同じ25袋入り…にしたかったのですが、スーパーに10袋入りしかなかったのでこちらで。
値段は158円(税別)でした。25袋入りだと300円前後で売られてます。デイリークラブよりは少しお高め。

こちらはチャック付き袋なのが嬉しいです。開封後はしっかりと袋の口をしめましょう。

▼こちらも淹れ方についての説明が。

リプトンイエローラベルはフレッシュな茶葉のおいしさをブレンド。
豊かで深い味わいと香りをお楽しみいただけます。
ピラミッド型ティーバッグの中で茶葉がゆったり動いて、良質な茶葉の味わいを引き出します。

原産国は「ケニア、インドネシア、他」。デイリークラブとはかなり違いますね。紅茶でケニア?って思う方もいるかもですが、ケニアは最近紅茶の生産が盛んで、インドに次ぐ第2位の生産量なんです。

抽出時間は1分。お湯の量の指定はありませんでした。

▼レインフォレスト・アライアンス認証茶園の茶葉を100%使用。こういうの、地味に大事だと思う。

▼リプトンといったら特徴的なのがこのピラミッド型ティーバッグ。
ピラミッドって四角錐だからちょっと違くね?と突っ込みたいけどそこは置いといて。茶葉がゆったり広がるのがいいんですよね、この形。

リプトンのティーバッグはホッチキスを使っていないので、レンジにかけられるところも魅力。牛乳にドボンしてレンチンしてミルクティーも作れます。

飲み比べてみた!

さて、さっそく同時に淹れてみました。左が日東デイリークラブ、右がリプトン。

お湯の量は約130ccです。このカップに150入らないんですよねー。

ちゃんとカップをお湯で温め、沸かしたての熱湯を注いでソーサーでフタをして1分蒸らしました。

▼カップの色が違うので少し分かりづらいですが…リプトンの方が色が濃いです。目で見ると圧倒的に違いました。

▼まずは日東デイリークラブを飲んでみます。

ふわりと甘い花のような香り。味わいも少し甘みがあります。渋みも程よくあって、オーソドックスな紅茶といった感じ。香りも味も穏やかでちょっと薄いかな、という印象です。これはもうちょっと蒸らしても良いかもしれん。

▼次はリプトンイエローラベルを飲んでみます。

おぉぉ…!濃い…!!デイリークラブと比べると圧倒的に味が濃いです。これは逆にお湯の量を多くしたほうが良さそう。ティーバッグ1つに200ccくらいがいいと思われます。

味は濃く出てしまったせいもあり、渋みを強く感じました。ちょっと酸味もありますね。香りはちょっと土っぽい感じ。

まとめ

定番として売られている紅茶だけあって、奇をてらった味ではなく「ザ・紅茶」という味わいでどちらも飲みやすいです。

しっかりとした紅茶感を味わいたいなら「リプトンイエローラベル」、あんまり濃いのは苦手という方は「日東デイリークラブ」がおすすめでしょうか。

たっぷり飲みたいならリプトンがいいと思います。この濃さならマグカップで作ってもいけそう。茶葉のグラム数は同じなのに不思議。やはり三角ティーバッグの効果かな?

お値段はデイリークラブのが安いのですが、チャック付き袋のリプトンは優秀ですよねー。

味の方向性としては個人的にデイリークラブけっこう好きなんだ…アッサムがちらりと顔を出すんだ…

家に買い置きするならどっちか、って聞かれたらすごく迷います。どっちも値段のわりにちゃんとおいしい!

そうそう、紅茶はとにかく湿度や温度変化に弱いので、かならず密閉して保存してくださいね。

外気に触れ続けると酸化して、香りが飛んで味も落ちちゃいます。あんまり大容量を買わずに早めに飲みきるのもポイントですよ。

この記事が紅茶選びの参考になれば幸いですヽ(=´▽`=)ノ

個別の記事はこちら

ご紹介した2大黄色いティーバッグ、個別の紹介記事はこちらです。

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